健多郎

ハードコアの健多郎のレビュー・感想・評価

ハードコア(2015年製作の映画)
4.0
ハチャメチャが押し寄せてくるはなし

泣いてる場合じゃない、と言いたいところですがこれだけ延々と襲われ続けたら泣きたくなると思います
ジャンルとしてはPOVなんでしょうけど、これは完全にFPS
映画ということで自分で操作できないので一部のシーンでは何が起こってるのか分かりにくいですが、とにかくハイテンションなまま突っ走るので
「なんだか知らんが、とにかくよし!!」
と、名作「覚悟のススメ」に登場する葉隠散様の名言が脳裏をよぎりまくります
本作と覚悟のススメ、鮮烈な暴力描写と強すぎる敵ボスという共通点もありますね…絶対に本作とは関係無いと思いますけど

音楽の使い方も良い
アップテンポ、スローテンポ、有名曲、マイナー曲、様々な音楽がバトルシーンを彩ってくれる
そして音楽以上に様々なシチュエーションを彩ってくれるのがシャールト・コプリー!
主人公のヘンリーより主人公っぽかったです
特に大佐のキャラがお気に入り

絶対に好みが分かれる作品だと思いますが、FPSが好きな人
特にウルフェンシュタインのようなぶっ飛んだ作品が好きなら気に入るんじゃないでしょうか?
健多郎

健多郎