ポンコツ娘萌え萌え同盟

ハラキリのポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

ハラキリ(1919年製作の映画)
3.1
Google翻訳駆使しながら鑑賞。ヨーロッパから来たオラフと恋に落ちたどう見ても西洋人顔のO-Take-sanを描いた女性映画。内容の理解度としては正直微妙。

映像の随所に花が飾ってあって少し画に華があるけど、当たり前だがフリッツ・ラングの東洋を作りなれてないのと理解は浅いのか、ラング作品としてみれば映像的な面白さはあまりなくて微妙。
一方で日本をベースとした舞台だがどう見ても日本以外の東洋が混じっていて日本人からしてみれば背景とか中々カオスなので爆笑してしまった(作品の内容は至って真面目だが)。あの街に写った漢字に似た謎の文字とか。
ただ海岸のO-Take-sanは画になるなと思った。

表題作にもある切腹に関してはラングの理解が浅かったのか期待してみると微妙なのだが、
後の『スピオーネ』でなんとか切腹をリベンジできていたので、ヨシ!(あれは介錯いないけど)。実際スピオーネの切腹場面のほうがよりハラキリ。