昼行灯

ハラキリの昼行灯のレビュー・感想・評価

ハラキリ(1919年製作の映画)
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着付け酷すぎて面白いね!ハラキリゲイシャと日本的要素を盛り込もう盛り込もうとする余り、中国茶など中国文化も巻き込んでしまうし、彼らはそれらの違いもさほど理解していない。そうしたオリエンタリズム的画面の過剰さと対照的な浜辺のシーンは穏やかで美しくもある。物語の内容としてはやっぱり抑圧的ではあるが。
西洋人妻の優しさに感謝してからハラキリしてほしい、オタキさんには。オタキさんの亡骸を前で上半身土下座する召使いギャグかと思ったけど、このポーズは何度も出てくるので仏教思想的な感じで重要なんだろう。
昼行灯

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