このレビューはネタバレを含みます
恋愛には二つくらいのアプローチがあるかもしれない。
意中の人に、少しでもよく思われたいと、相手が求めることを話して、寄り添っていく方法。もうひとつは、率直な思いを明かし、ありのままの自分をさらけ出すこと。
結論は同じかもしれない。人と人との出会いには、運と縁があって、どちらを選んでも、結ばれないものは、やっぱり結ばれない。けれど、どちらが、わたしにとって、正しくて、間違いなのか。
なにか大きなイベントが発生するわけでもない、とても平坦な物語。途中で飽きてしまうかもしれない。でも、あっけない終わりと共に、ふと自分の恋愛を振り返りたくなる。そんな映画です。