SW326

水戸黄門 天下の副将軍のSW326のレビュー・感想・評価

水戸黄門 天下の副将軍(1959年製作の映画)
4.2
大河内傳次郎が上手すぎる。この人三枚目も得意なんだった。黄門一行の存在感を喰らう。
松田定次のスピーディな演出の妙とオールスター映画を難なくまとめる手腕はもっと注目されるべき。

同監督の旗本退屈男(1958)に類似する点も多いが、後半が夜のシーンかつ少々ウエットな展開になるので華やかさでは退屈男に軍配。

角さんを演じているのはミスター黄門、里見浩太朗氏。この作品から氏の長い長い黄門ジャーニーが始まる。
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