もともとテレビドラマ用だったみたいな話だったが、恵比寿のそれほど大きくないスクリーンにはこれまたぴったりで、完璧すぎるのか息もできなくなりそうだった。
イケメン船乗り童貞の夢想してた相手の名前がとう…
オーソン・ウェルズのフィルモグラフィーからすると慎ましい小品なのかもしれないけど、なかなか私は好きだなあ。
マカオを舞台に展開される奇妙な小噺。抑揚を廃した囁くような台詞回し。ナレーションを多用す…
『フェイク』が現実を虚構に持ち込む話なら、こちらは虚構を現実に持ち込む話
都市伝説を実話にしてみせようと固執するオーソン・ウェルズの富豪役が、まんま虚構の持つ魔力に魅せられる本人役という感じ
当時4…
お話はショートショート的な小話。『軽蔑』みたいな使い古しのオープンセットで撮ってると想像。尺の関係か、途中で撮影が頓挫したか何かで(想像だが)フェルナンド・レイのパートはほんの一瞬だけ。切り返しもツ…
>>続きを読むオーソン・ウエルズが全盛期を過ぎた頃の監督作(当時53歳)。劇伴はエリック・サティの楽曲。
マカオの豪商クレイ(ウェルズ)は豪邸で独り暮らし。秘書に書類を読ませ過ごすうち一つの物語を思いだす。それ…