ワン

ツルモク独身寮のワンのレビュー・感想・評価

ツルモク独身寮(1991年製作の映画)
2.0
デザイナーになる夢を持つ宮川正太(前田耕陽)は松山の高校を卒業し東京のツルモク家具に入社する。独身寮でソープ好きな田畑(平田満)、ナンパ師の杉本(竹内力)のふたりと同室になるが、まだ寮生活に慣れない正太は松山に残してきた恋人、ともみ(田山真美子)との電話が毎日の楽しみだった。そんなある日、女子寮のマドンナみゆき(七瀬なつみ)の着替えを偶然見て以来、みゆきのことが頭から離れなくなってしまう。


「あたしって面白い?」
それほど面白くはなかった。原作は窪之内英策の同名の漫画。

正太は酔って飲み会で一丁前に夢を語る。だからと言って仕事に身を入れる訳でもない半人前。Wヒロインにそれほど魅力がなかった。竹内力が爽やかなイケメン役。当時のトレンディドラマの影響が強い。

脇役の重要キャラの田畑とバケモノキャラの白鳥沢レイ子の個性が死んでいて、田畑は普通のくたびれたオッサンになっていて存在感はゼロに近い。レイ子は登場時は多少のインパクトはあったがそれも最初だけだった。しのざき美和が出ているならレイ子役でも良かったんじゃないと思った。
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