しゅん

きらめく拍手の音のしゅんのレビュー・感想・評価

きらめく拍手の音(2014年製作の映画)
-
聾唖者である両親の沈黙の世界を捉えたかったと娘である監督が途中語るけど、むしろこんな賑やかなドキュメンタリーもないよな。その騒がしさが本作の魅力だと感じた。耳の聞こえない2人がカラオケで歌うシーンでリズムが一切ブレないのには驚いた。聴覚情報なしであそこまで正確な律動感覚を得られるのか…!

キムチ用の白菜が風呂桶いっぱいに詰め込まれてるところも驚いたけど、韓国ではよくある光景なんだろうか。父ちゃんの無鉄砲かつセンチメンタルなキャラクターはホオ・シャオシェン映画の主人公みたいで愛せる。
しゅん

しゅん