studioPkids

きらめく拍手の音のstudioPkidsのレビュー・感想・評価

きらめく拍手の音(2014年製作の映画)
3.0


車を運転していると
合流地点で他者の車に道を譲って合流させてあげることがよくある

ところがいざ自分が合流したい時
誰も譲ってくれず、強引に割り込んだりする
┐('~`;)┌

他者を思いやる気持ちは
時として報われない。

ある日、
道路に自転車と人が倒れてた。
轢き逃げに遭ったのかと
声をかけたら
「寝てんだよ!うるせ~!!あっち行け!!」
と言われた’`,、(’∀`) ’`,、



健常者は思いやる
しかし障害者の苦労は実は解ってない

健聴者は他人を呼ぶ時、
手をパンパン!!と叩いて注目させるが
聴覚障害者は
「きらきら星」のお遊戯のフリよろしく、
手を、きらきらって振って注目してもらうんだそうだ
きらきらするって言い方が素敵だ。

聴覚障害の両親

娘は両親を追い、カメラをまわす。

たとえ聴こえなくとも
お母さんはカラオケを歌う。
全く聴こえないのか?
少しは振動するのか?
聴こえないから音はとれない
音程など無い。
しかしそんなお母さんを
お父さんはタンバリンで応援する。
リズムも無ければ、一緒に歌っても
二人とも別の歌のようだ

しかし楽しそうだ。

喋れない両親のいる音の無い家庭。
それでいて
世界一賑やかな家族に
また一つ出会えてよかった。

スクリーンのコチラ側
健常者は思いやるが、本当の苦労までは解らない。