かくわ

ラーンジャナーのかくわのレビュー・感想・評価

ラーンジャナー(2013年製作の映画)
3.6
宗教の違う男女の恋物語というインド映画の鉄板ストーリー。
…かと思いきや後半は思ってもいない展開で驚き。
普通コメディ要素ありのハッピーエンド系を期待しちゃうじゃないですか🤔
ですが愛憎ごちゃ混ぜのこれはこれでありかなと。

冒頭の「シヴァ神とガンジス河に捧ぐ」や序盤で触れられているシヴァ神は「破壊と再生」を司る神。そう考えるとラストも少しは救われる?

ヒロインのソーナム・カプールがめちゃくちゃ可愛くて癒し。

ここからは独り言📝
タイトルの『ラーンジャナー』をとりあえずヒンディー語の単語で調べましたが分からずJAIHOのコラムを参照。
どうやら「色を付ける、染める」という意味で、「自分のものにする」ということになるようです。
ここでようやく、染める:रंगना(ラングナー※)から来ていることが分かり、ジャナーはニュアンスを付けるための複合動詞でजाना(ジャーナー)と思いつつも、(日本語では同じ)「ジャ」でも「ja:जा」ではなく「jha:झा」だからなぁ…とモヤモヤ…答えが知りたい。。
※ 因みに色はरंग(ラング)。本作でも歌詞でよく出てきました。

ヒンディー語
字幕翻訳:高倉嘉男

2022-025
かくわ

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