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ラーンジャナーのHNTのレビュー・感想・評価

ラーンジャナー(2013年製作の映画)
4.8
初めて観たときから忘れられない作品。ストーリーも色彩も音楽も役者も全てが私の好みどストライク。

ストーリーは、序盤はムスリムのヒロイン・ゾーヤとヒンドゥー教徒の主人公・クンダンの恋愛が中心ですが、後半から政治運動が絡み始め、物語は一気にシリアスになり、怒涛の展開を迎える。

主演俳優のダヌシュは一見パッとしない風貌ですが、見終わった時には彼がイケメンに見えること請け負い。
そして女優のソナム・カプール。個人的に美人の多いインド女優の中で最も綺麗だと思っています。この映画でもとにかく彼女が美しい!

音楽はARラフマーン。舞台・バラナシの風情ある風景や色彩豊かな画面にラフマーンの音楽が組み合わさって、神々しくすらある。全曲素晴らしく、この音楽あってこそのラーンジャナーといっても過言じゃない。ホーリーのシーンは思わずため息をついてしまいそうなくらい綺麗なので是非観てほしい!

インド映画の男性主人公たちには一途なキャラクターが多いが、ラーンジャナーを観れば彼らにとって愛とはなんなのかが分かったような気になれる。

ツッコミどころもたくさんあるが、愛しくて大好きな映画です!
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