このレビューはネタバレを含みます
「色白だからきっと上位カーストだね」というような会話してたけど、どっこい少女はパキスタン人。
少女は発語ができない。親は心配するが本人はさほどあせりもなさそう。ヤギかわいいね。腕にはめる物に目がなく、隙あらばくすねる。特定の肉もいけるクチ。
ハヌマーンガチ男は、どうかしてるくらい真っ直ぐ。真っ直ぐすぎてどうかしているので、道中だんだんイラつく、しかし追っ手にやられてるのを見ると胸は痛む。ハヌマーンは孫悟空のモデル、ということはガチ男も嘘をつくと輪っかで頭蓋を絞められるのかもしれない。菜食の人。
ガチ男の彼女は美人で教師で賢い。真に賢い人ってのは、真っ直ぐなガチ男に惚れるんだ。美人教師のとっつぁんもなんだかんだ良い人そう、弟はまじ激かわ。そしてあの家の家業はなんだ?相撲部屋か?
セルフィーのダンスの次はニワトリのダンスで、なんかさいこーだった!
ニワトリのダンスを観ながら少女の親のこと考えたら、こいつらまじ何やってんだとイラつく。てか大使館もっとちゃんと仕事しろ。
雑魚のくせに女衒なんかすんな。
インド広し、パキスタン狭しの感覚でいたら、パキスタンは日本の倍広いよ。カシミールはインドにもパキスタンにもある(というかそこを取り合うことから始まった)。
簡単に絆されたパキスタン人YouTuberとパキスタン人のバス運転手とお客さんたち。インド人がつくっているからパキスタン人に忖度あるかなと安心していたのに、後半ちゃんと痛めつけらる主人公。真っ直ぐ。押忍。
しゃ!しゃべったぁぁぁああああー!!!
分断統治が終わって50年以上経っても対立し続けてるの、なんだかんだやっぱりつらいけど、こういう映画があるのは救いなのかな。
だいふ前だけど、同じバイトだったバングラディッシュ人が、バングラの国旗にある赤丸は独立時に流れた人の血でもあると教えてくれた。大変な国から来てるんだなぁと思った。
昨日はマリウポリのドキュメンタリーを観て
今日はインド映画を観て、なんだか心の帳尻を合わすような真似をしてしまっているのかもしれない。弱い部分を自覚し、何ができるか考え、何かしないといけない気持ちになる。