パキスタンの小さな村に住む、生まれつき声が出ないシャヒーダー。願い事がかなう寺院がインドにあり、母とともに寺院で祈るために旅に出るが、途中ではぐれてしまい、一人で異国の地インドに取り残されてしまう。
そんな中、シャヒーダーは市場でバジュランギことパワンと出会い、パワンはシャヒーダーをムンニーと名付け、共に暮らすことになる。が、ある日ムンニーがパキスタン人のイスラム教徒であることを知り、パキスタン大使館に連れて行こうとするが、なんと大使館が閉鎖されてしまい詰んでしまう。
しかし、究極の優男パワンはムンニーをパキスタンの家まで送り届けることを決意。700kmの二人旅の結末やいかに!?
冒頭、筋肉ムキムキマッチョのパワンがミュージカルさながらのインドダンスからスタート。キレキレでかっこいいし楽しい。
ムンニーことシャヒーダーのしぐさも本当にかわいい。
インドとパキスタンの対立。宗教の違い。さまざまな壁を越えた愛にあふれた作品でした。
個人的なベストシーンは、パワンが裏切られ涙し、ムンニーに守るため無双するシーン。
シャヒーダーの故郷のスイスのような美しい風景も必見です。
めっちゃ泣きました。過去最高に大好きなインド映画です。こんなに良い作品なのに、公開劇場数少なすぎて勿体ないなあ。