Toineの感想文

胸騒ぎのシチリアのToineの感想文のレビュー・感想・評価

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)
3.1
【パリピが騒々しい療養バカンス】
今作はアラン・ドロン様ご主演の「太陽が知っている(1968)」のリメイク作品でございます。
ティルダ・スウィントン様お目当てで鑑賞いたしました。
作中のレイフ・ファインズ様のチャラつき具合に笑った😂
うざキャラ過ぎるしww
そしてティルダ様がロックスター?!役なのはびっくり!
彼女がバンギャな世界線も素敵ですね♡♡
意外な配役でした。

劇伴のRolling Stonesが最高に上がる!
ダコタ・ジョンソンさん演じるペンちゃんが着ていたTシャツもストーンズでしたし♡
女子が着るバンドTたまらん♡♡
彼女の父(ファインズ様)がストーンズについて語るカットもあり、監督はストーンズのファンなのだなとニヤニヤいたしました。
大好きなブライアン・ジョーンズさんの名前も出て来て感動。
彼が居なければストーンズは存在しなかったですから。
映画の趣旨とは関係の無い部分で感慨深い気持ちになりました。

瞬間的に回想でティルダ様がステージに立つカット。
ティルダ様の舞台メイクや衣装はデビッド・ボウイ様的なグラムロックなビジュアル。
中性的なティルダ様にお似合いです。

一応オリジナル版のストーリーに添ってはいますがファインズ様が終始マシンガントークだしパリピ過ぎて共感性羞恥で震えながら観たため疲れましたw
悪い人ではないのですが超苦手なタイプの陽キャ。
シンプルに演じるのが大変だっただろうなと思いながら観た。
役者さんは凄いなあって。
やっぱり私は内向的な子が好きなのだと改めて気付かされました。

私にとっては鑑賞中にストレスを感じるリメイク作品でしたが大好きなティルダ様とストーンズとグラムロックの風味のお陰で最後まで鑑賞できました♡
ティルダ様の衣装ぜんぶ素敵でした。
後半40分間のサスペンスパートで今までの陽気な雰囲気がガラリと変わったのも良かったです。