マルクス兄弟観る
1929年作長篇初出演のようで
オリジナルはブロードウェイミュージカル
舞台はフロリダの寂れたホテル
実際に当時のフロリダはリゾート
開発前で投機の対象になっていたみたい
グルーチョは支配人で宿泊客の金持ち
未亡人に土地を高く売り付けようと企む
チコと当然喋らないハーポは浮浪者で
ゼッポは従業員で今回もほぼ出番なし
支配人の思惑に未亡人の別な思惑が重なり
ホテル舞台のドタバタ喜劇
チコとハーポは自由奔放に荒らし回ってる
正直ドタバタに絡む人の説明が少ないので
あらすじ読んで分かるとこもあるかな
一番の見せ場は中扉アリのホテル2部屋を
横から切った視線で各部屋の扉含め3つの扉
を数人が出たり入ったりの大騒ぎかな
この時代の喜劇役者は体を使ってるのが凄い
ハーポがハープを弾くのですが得意らしく
多くの作品に登場するよう
この時ばかりは真顔でした
チコはピアノを弾きますが、彼はピアニストと
しての才能が抜群らしい
兄弟ではない二人のデュエットで幕を閉じる
ハッピーな映画でした