ロマンポルノの72年作。リブート版の「牝猫たち」(来年1月より上映)も良かったが、それにオマージュを捧げられているご本家のこちら、実に素晴らしい。新宿で働く3人のトルコ嬢(現:ソープ嬢)の人間模様を…
>>続きを読むなんといってもラストが秀逸。素晴らしすぎて言葉が出ない。
個人間のミクロな展開が一気にズームアウトして新宿の街のマクロな視点に切り替わるラスト。無機質な朝の新宿がしがない人間の儚さを映しだし、カタ…
映画において、傘は決して差すためだけに存在するのではないことを田中登は教えてくれる。新宿西口で朝を迎えた男女。女が履いていたヒールにサイコロを入れて、路上に転がす。傍には酔いつぶれた男。閉じられてい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
田中監督の新宿トルコの女たち
1972年、脚本中野顕彰。監督田中登。
ロマポルを今のうち見ておこうシリーズ。
完全にハマってきた日活ロマンシリーズ。
ポルノというより素晴らしい学園荒…
金魚飲み込む鬼馬ニ、傘やキャベツやグレゴリオなど鮮やかなアイコンが印象深いけれど、トルコでの客とのからみや桂さん原さん牧さんの3人のやりとりなんか切れ味が良すぎてみていて胸いっぱいになる。銀行マンの…
>>続きを読む日活株式会社