このレビューはネタバレを含みます
吉澤健が好きなので未見作をチェックして鑑賞。何も期待しないで観たところ、意外にも傑作で驚いた。監督は「(秘)色情めす市場」の田中登。
新宿の”トルコ極楽”で働く昌子とヒモの本多(吉澤健)その弟分で…
よくラスト5分の衝撃とか宣伝コピーで言うけど、まさにラスト5分の衝撃…いや衝撃(ショック)とは違うんだけど、こんなシーンは観たことない。ここだけでMy映画史に残る1本。
結局何の話なのか焦点が定ま…
セックス幻想、情緒的結びつきがない関係性。わたしの体を使いなさい。わたしを自由に抱きなさい。でも、わたしはわたし。あなたはあなた。心と体は別々であり、個々は個々として依存することなく、それぞれが独立…
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ロマンポルノの魅力が詰まってる、コメディでもあって当時の庶民の暮らしがよく分かって(もうすでにつけまつげがある!)、前衛的。裸足でアスファルトを歩く男が金魚を喰う、灰皿の中にサイコロを振る、ビニール…
>>続きを読む実験映像の乱れ撃ちに鬱陶しさを感じるものの、数回に一回オッとなる演出があって捨てがたい。
雑誌のヤコペッティ特集記事を読んで爆笑する吉澤健の向こうに、影山英俊の飛び降り死体とか…
(ジャンル黎明期で…
田中登版『赤線地帯』との触れ込みにワクワクして見るが、溝口のそれと比べるとあまりにも人が行き交うことはなく、時々並走しては散開していくランデブー様式。捉えどころのない映画で、中心は見当たらず、あると…
>>続きを読む田中登監督ということで割と気合い入れて観たけど、トルコ(ソープ)を舞台にした作品に違わず群像劇ながら、個々のエピソードが噛み合わず散漫としてる
ただ演出的な部分はかなり前衛的ながら印象強く、またメ…
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