男性器的なフランクフルトにはじまり、乳白色飲料を連続させ、おしっこに見せかけた傘に溜まった水までの連続するシーンに笑った。やりすぎやろ。
田中登も、わりとセックスを明るく描く人だな。謎の妙に人懐こ…
田中登クンの癖が丸出しの映画
ひとつひとつの要素へのこだわりが強すぎるために全体・総体としての映像としての完成度は、賛否両論では
序盤とか夜の新宿とかキョーミ無かったくせに終盤に早朝の町並みを執拗に…
「愛し合うふたりのセックスにカメラが立ち会うのは不可能だ」あるいは「それに対応するカメラポジションがそもそも存在しない」っていうのは「見つめ合う視線をカメラは捉えることができない」問題と同義だと思わ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
白石和彌「牝猫たち」の元ネタであろうと鑑賞。
共通する設定はあるが完全に別物。
とちらも良い。
女性たちはみんな切なさやつらさを
逞しさで組み伏せて生きていく。
ゲイボーイは弱かったが彼らしい最期…
新宿の夜の世界に生きる人々その人間模様。
特にトルコ風呂嬢やゲイの青年と、あとおっさん。ある意味三角関係的な物語の方面が強いけど、それでもやっぱりトルコ風呂要素があるのでプレイもソープ要素が楽しめる…
もう50年も前の映画だけど、新宿の風景って意外とそんなに大きくは変わってないんだな。ぱっと映れば、あ新宿だってすぐ分かる。
“夜”と題につく映画なのでやはり朝を迎えて終わる。そのラストシーンと、
…
ラストの新宿西口の早朝の散水車、ビルのシャッターの上昇のもたらす高揚感。映画的な幸福の瞬間に立ち会える。新宿をこんなふうに撮ったのは田中登だけだろう。
トルコ嬢の生活と夢、トルコ嬢とゲイ、ゲイとト…
性風俗群像劇で楽しく、仄かに哀しい。
冒頭からヒールが欠けて肩を借り二人三脚のように歩く姿や、仲良く愚痴りあい、夢を語り合う姿がシスターフッド的で良い。
ラストの道で寝こける男を置いて歩み去る女…
日活株式会社