儚くも泡と化す夢、切なくも露と消える命、今日もシャボンに悲しみを包み、洗い流して夜はふける。三者三様の牝猫の生き様は現代にも通ず、と言いたいとこだが、そんな物は男が勝手にでっち上げた誇大妄想でしかな…
>>続きを読む見る機会がなくて今回初めて。
デビューの72年、田中登はいきなり5本撮っててこれは2本目。中川梨絵の『花弁のしずく』が最初だと思うけど、あと3本は田中真理かな。で、この映画だけ未見。いやあ映像も音声…
日活ロマンポルノ。高校時代、学校サボってよく観に行ってたよな…… 。トルコ風呂、これまた懐かしき響き。夢の場所なんだよね。その裏の日常を、3人の女たちによって描かれる生の情景が、ショートストーリーと…
>>続きを読む女が3人集まるとかしましい。古い新宿の街、ソープというより「トルコ風呂」。レトロさにしびれる。時折挟み込まれるシュールでわけわかんないシーン。格調高かった1作目の「花弁のしずく」より、表現の幅が自由…
>>続きを読む新宿のソープ嬢3人と近所の吉澤健とゲイの日々。ソープ嬢の元気いっぱいに生きている日々が微笑ましくこちらが元気が出てくる。ゲイの子をノーマルにしてあげたいけど、ちょっと寂しい吉澤健の切なそうな表情、佇…
>>続きを読むヒロインはブスだが、映画自体がいい女だった。結婚を前提にお付き合いさせていただきたい心持ちである。
新宿の話を朝で終わらすのがいい。
人間のくず共を歩道から洗い流すような散水車が優しい。
こうゆう…
新宿のソープランド嬢の三人の日常を描いた日活ロマンポルノ。
「10分に1回の濡れ場」をつくれば、あとは何やってもいい、というのが日活ロマンポルノのお約束。そこで、エロばかりやってられっかという監督…
日活株式会社