【過去に観た映画】2016.4.9
フォトジャーナリスト広河氏の姿を現場に密着して、撮影。
生の様子が伝わるドキュメンタリー。
レバノンのパレスチナ難民キャンプで、「一流のジャーナリストがいて、カメラを向けるが
死体の数を数えることだけしかできない」ともどかしそうに語る広河氏の言葉が印象的。
しかし、広河氏はチェルノブイリ子ども基金やバレスチナの里親運動を立ち上げ、傷ついた子どもたちの救済活動にも翻弄する。
映画上映後、長谷川三郎監督の挨拶と会場との質疑応答。
長谷川監督が手にしているのは
パレスチナ難民キャンプの少女の写真。
劣悪な環境の中で、笑顔を見せる少女。
広河氏が被写体、取材対象者との関係性を上手く築いている証だろう。
監督の舞台挨拶の後は、一階のソレイユカフェにて、
監督を囲んでの懇親会。
観た方の感想が聴けたり、監督の撮影苦労談や秘話が
聴け、とても勉強になった。