セッセエリボー

アーノルト・シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門のセッセエリボーのレビュー・感想・評価

3.9
ゲロで始まる。ずっと不穏。ドキドキした。

「アーリア人の商人がユダヤ人の商人に競り負けたとき、彼は相手を商人としてではなくユダヤ人として批判するだろう」
「ファシズムを批判しながら資本主義を批判しないのは、牛肉を食べながら牛の屠殺を批判するようなものだ。ファシズムを成り立たせている所有関係自体から目を背けてはならない」