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ランナウェイズのsaboのレビュー・感想・評価

ランナウェイズ(2010年製作の映画)
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鑑賞日2021/04/03

1975年、アメリカ。
訳ありな15歳のジョーン・ジェットとシェリー・カーリーは、それぞれの思いを抱えながら夜の街に燻っていた。
そんなある晩、敏腕プロデューサーと字されるキム・フォーリーと出会ったジョーン。
当時ロックバンドは男性が主導を握っていた中で、キムは『女性だけで結成されたバンド』という新しいコンセプトでの構想を描いた。
こうして出会ったギタリストのジョーン・ジェットとヴォーカルに抜擢されたシェリー・カーリーを筆頭に、ドラマーのサンディ・ウエスト、リードギターのリタ・フォード、ベーシストのジャッキー・フォックスを迎え『ランナウェイズ』を結成。
キムの狙いは見事に当たり、ランナウェイズはスター街道を駆け上がる。
そして日本においてはアメリカ本国上回る人気を博し、チェリーボムで席巻するが…
アメリカ女性ロックバンド『ランナウェイズ』の怒髪怒天のロック史。

❗感想(ネタバレ含む)❗
今日はガッツリ映画を見る日と決めて、何を見ようかとアマプラのラインナップを眺めつつ…
『ランナウェイズ』のタイトルを見た瞬間に秒でハートを鷲掴みされたsaboです٩(๑´3`๑)۶

似たような境遇で、同じような闇を抱えたジョーンとシェリー。
そしてキムにより見出された二人は互いにシンパシーを高めつつロックの世界を邁進する訳ですが。
結果的には悲しい別れを選択します。
ジョーンのプライベートな部分は殊更語られなかったですが、ジョーンには本当に『ハードロック』以外に生きていく世界は無かったのでしょうね。
理不尽な大人達や、そんな事がまかり通る世界に対する反骨精神こそが彼女達を突き進ませ、同時に二人の訣別の引き金となった事にやるせ無さを感じずにはいられません。・゚・(ノД`)・゚・。

個人的な見解としては、キムに喰い潰された感も否めませんな。。
ランナウェイズに限らず、この手の話はアルアルで、どんなに数多のアーティストが熱いハートで叫んでも、悲しいけど、これ、ビジネスなのですね(´・ω・`)
ジャニスジョプリンとかも飼い殺しにされた代表格みたいなイメージです。

全てのアーティスト達の熱い思いよ、いつか届け!!…と叫びたくなる一作です。
チチチチ…チェリーボム!!٩(๑òωó๑)۶
皆様も是非☆

※ちと今回は個人的意向によりスコア無しでお願いしゃす💦
(_ _;)ぺこりんちょ。
代わりと言ってはなんですが、saboオヌヌメ『ランナウェイズ』動画リンク貼っておきますよ、と。。
…φ(. . )メモメモ

https://youtu.be/8v-8c3T7J18
シェリー脱退後も精力的に活動するジョーンの勇姿✨

https://youtu.be/S6WSWl6tydQ
結婚してママになっても再びロック街道を邁進する、リタ・フォードによる作詞作曲の渾身の力作♪
リッチー・ブラックモアに傾倒していたリタならではの重厚感が秀逸な一曲です☆
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