最近台湾の映画を目にすることが多く、ちょうど台湾映画祭が近くの美術館であったので気になり、観てみました。
両親の仲違いによって生き別れた兄妹と妹の恋人。彼らが人生を過ごす中で今まで感じてきた何かぽ…
一度目に観た時もよかったけど、二度目はさらにぐっと入り込めた。
夢や幻、亡霊といった非現実的な存在の力を借りることにはなるのだけど、複雑に絡みあった糸がほどけていくようで、たびたびホロリとしてしま…
赤と青の原色使いによる雄弁なイメージの積み重ねとその立体感を補強する黒、その色彩美がなければ2時間持ちこたえることができなかったかもしれない。物語は言ってしまえば凡庸で退屈、この手のノスタルジーに寄…
>>続きを読む子供の頃というか、結構大きくなってからも親の存在って確かに幻想的。知ってる部分は親としての表面だけで、人と人としての関係ではないから、それぞれが作った幻想の中の生き物って感じ。一番都合よく嘘をついた…
>>続きを読むとにかく映像が美しい。美しすぎる。海岸の風はシャツを気持ちよさそうに膨らませ、澄んだ青緑の水面と白い波飛沫が画面いっぱいに寄せては引いていく。ますます台東にいってみたくなった。緑島も。
登場するの…
比較的重めの思い出を背負っている3人の半生。
それぞれ微妙に違うけど、父や母との出来事が大人になった今でも強く影響している。なんとか暮らしてるけど、何かが欠損している。本人たちはわかっているのかもし…
夢の中への扉。過去への入り口がゆらゆらと、寄せてはかえす波のよう。
わたしは、恨んでいたのだろうか。それともただ、理由が知りたかっただけなのだろうか。
人魚と自分を重ねていたロマンチックに悲しい…
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