ツァイ・ミンリャン独自の映画製作方法 がリー・カンションなくしては産まれなかったことが身に沁みてわかった。
リー・カンションのゆったりとした佇まいがスローシネマの作風を作り出している。ツァイ・ミン…
ツァイミンリャンとリーカンショウの対話を固定構図で2時間回しっぱなし。テープの切替しか途切れることもない。その内容はラブレターとも遺書とも日記の再読とも言える物で二人の姿勢が重なるものの関係性が強く…
>>続きを読む固定されたカメラで捉えた廃墟の構図。その一枚の絵のなかで、ツァイ・ミンリャン監督とリー・カンションが話をしているだけではあるが、観ていてとても心地いい。
太陽の光が西へ傾き徐々に部屋に入り込む様子。…
ふたりの愛の記録でございます。はい。
ツァイ・ミンリャンの創作の、生きていくことの源泉はリー・カンションなのです。
ツァイさんはカンションさんの母みたいでした。母性ダダ漏れです。毎日ご飯作って、…
ドキュメンタリーがあまり好きではなく、たまに観ても後悔することの多いのですが、本作は今まで見たドキュメンタリーのなかでも秀逸。
ドキュメンタリーというよりはツァイ監督のソウルメイト(リーさん)への愛…