このレビューはネタバレを含みます
ピエール・エテックス レトロスペクティブ
7本目。
長編4作品目。
カラー。
パリの街並みの空撮からはじまる。
尾ヒレの付き方秀逸!
それだけでなく、現実と妄想がワンカット内でシーン転換するの…
粋〜な映画。
ジャックタチと比較されるけど、タチが終始俯瞰するような視点に対し、ピエール・エテックスはクローズアップも多いし、カメラもよく動く。ジャンクロードカリエールとの共同脚本のため、そこはか…
シアターイメージフォーラムで開催中の「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」より、1968年の長編カラー作品。
大変上質な喜劇作品でした。
キートンやチャップリンのような道化師的な動作やその…
エスプリのかたまりみたいで、それでいて乾きすぎずキュンとしたりホッとしたりするヒューマニティがあって、軽やかで短い。
恋の行方より、主人公(エテックス自演)の妄想の具現化(映像化)のセンスがすばら…
2022年の映画納め作品。
ピエール・エテックスの盟友ジャン=クロード・カリエールの色が存分に出た、アラン・レネやブニュエル的でもある恋愛コメディ。
メタな描写を随所に挿入した皮肉的な内容は実に…
現代の価値観に照らし合わせれば親子程歳の離れた新入社員に上司がベタ惚れだなんてシンプルセクハラ案件だろうが妄想は犯罪じゃないし…って事でなんとかギリセーフにしてあげたいしめっちゃトリュフォーっぽい、…
>>続きを読むジャック・タチが好きなので好みに合っている気がして観てみたら大正解!!
とても好きな世界だった。
チャップリンの幸せとジャック・タチのおしゃれが混ざった幸せになれるコメディ。もうずっと顔がゆるみっぱ…
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