ピエール・エテックスによる恋愛喜劇
政略結婚に嫌気がさした男が会社の若い秘書に恋をする物語
男の妄想を映像にすることにより、めっちゃ面白いことになってる。一番有名なシーンはベットが道路を滑走するシーン。エテックスが好きな女の子とベットで抱き合いながら進んでいく。
あと、親友とどうやって離婚を持ち出そうとするか作戦を練るシーンなども笑えます。本や椅子、調理器具、テレビなどを半分にしてしまうシーンは面白い!
エテックスはフランスの有名な喜劇俳優ジャック・タチとも仲が良かったので作風が似ていますね。
とは言え、後半はちょっとギャグが失速したり、物語もその秘書に告白せず、話が進まなかったのが残念…。
でも、ウェイターがおっさんのビール片付けるオチは素晴らしかった!!!
この作品でエテックスの笑いがかなり分かりました。
ジャック・タチのようなオフビートな笑いと
チャップリンやキートンのような爆笑してしまう笑いと
フェリーニの映像の面白さと
トリュフォーのような甘く切ないお話
それが見事に融合してました!