昔々‥アメリカという国に若くてハンサムで希望を持たせてくれるリーダーと賢く美しい妻がいました‥しかし夫の裏切りや大きな陰謀、悲劇的な事件が次々と起こりその後の展開は下世話な感じで膨らむ「ケネディ家の物語」はお馴染みだが‥
ケネディは世界で最も知られたアメリカ大統領だけど、その功績はよく知らない‥
でも、大統領の傍らにいる美人で華やか、お洒落な衣装で手を振る妻はみんなに愛されていたのにいつの間にかゴシップの女王となり「悪女」とまで言われていた事は知っている‥その「ジャッキー」のお話？わくわくするね‥と思っていたが
この作品は「夫を伝説のヒーローとして見送ろうとする妻」だけに焦点を当てＪＦケネディ暗殺から葬儀までの数日だけを静かに低い温度で淡々と描いた作品
ニュース映像や他の映画やドラマで何度も何度も見たあの衝撃的なシーンや世界中が涙したシーン、その裏で起こっていた事をこっそり覗き見しているような気分になる、サスペンス風味でもなく涙を流す事もなくね‥
だから何が言いたいのかわからなくて物足りなく不完全燃焼だと思うんだろうなぁ‥
でも嫌いじゃ無い
ジャクリーン・ケネディもこの作品もね
