南麗

ザ・ベビーシッターの南麗のレビュー・感想・評価

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)
4.5
ザ・ベビーシッター

12歳のコールは、注射も怖くて仕方がないし、近所に住むジェレミーにイジメられてもやり返せない。
パパか車の運転を教わっても怖くて発車もできない。
ただ唯一の憧れのベビーシッター、ビーだけは彼の味方。
彼女と銀河系のドリームチームみたいなのを考えて遊んだりしている。
が、良いお姉さんだと思っていたら、彼女は、生贄を捧げる黒魔術を信じるカルト集団のリーダーだった。
というお話。

もうコールが可愛いし、カルトのリーダーに扮するビーも、彼のオタクな妄想遊びに付き合ってあげている。しかもノリノリで。
内容は銀河のドリームチーム。
個人的にはビーの銀河チームが好きかも。
エイリアンの卵を乗客に加えるあたりがなんどいえない。

ホラー映画のオマージュもあるし、突き抜けた、過剰な血まみれの演出も素晴らしかった。
憧れから恋に変わる思春期の様子が描かれているところは、大人になりきれない人は刺さるものがあるかも。
なんも考えず、スプラッターと、コールの成長物語を見ましょう!
南麗

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