このレビューはネタバレを含みます
❶2021/11/16
❷2023/09/09
❸2023/09/13
円盤買うヤツ。✨
創意工夫されたアイデアの数々が
そこらじゅうに散らばってる作品で、
パイレーツオブカリビアンの
【デッドマンズチェスト】かってくらい
キャラクターの作りも面白く、
あまりにも自分の好みドンピシャ過ぎた。
ここまでFilmarksの点数が
当てにならないことなかったので
ただただ驚きの作品。
後半こそ、静ちゃん周りの展開に
若干のゴチャつきはあったものの
中盤で地盤を大きく変えてくる展開だったり
仲間集めのスピード感だったり、
ストーリーというよりも
展開としてのテンポの良さが容赦なくて
大多数の人に敬遠されてるであろうことが
本当に勿体無いなと思えるくらい
マンガ的なエンタメとして面白かったです。
決してリアリティのある作風ではなく
100パー、マンガ的な作風なので
それを噛まずとも飲み込める自分には
その辺りへの取っ付きにくさは無く、
「この作品が楽しめて良かったな」の一言です。
ジジイが若者狩りしてるとか、
美人にデカイ丸メガネさせてるとか、
せんべいの如くパンツ並べてるとか。
東出くんと窪田くんの関係性が
会社の設立から大きく変わっちゃうのとか、
船越英一郎の全部とか、
とにかくギャップのアイデアが見事なうえに
ものすごい量なので
終始「面白過ぎんか？？」と
この作品が知れ渡ってないことが
怖いくらいでした。
挿入歌にDAOKOさん持ってくる、
「バカなふりして依頼してみた感」すごい。
全然歌が作風にあってなさ過ぎて
笑いそうになったんですが、
そこまで違和感が目立たないように
なんか上手いことそれを隠し通してて
さらに面白かった。
タッパだけが取り柄の弱い主人公、
めちゃくちゃ強くてかっこいい相棒、
強くて小柄なジジイ、
美少女なのに極限にダサい女子、
このメンツのバランスだけで
もうワクワクでした。
重要なアイテムたちが、
最終的にちゃんと目的地に届いて
大活躍してるのとか地味にすごいから！
あまりにも点数低すぎるので
点数つけてる人みんな、何かしらの
圧力かけられてんじゃないのか？とか、
東出という生物への批判勢が大集合して
点数下げに来てんじゃないのか…？とか
疑いの目向けちゃうんですが、
自分的にはホントに面白い作品でした。
船越英一郎の血迷いダンス、
自らの役者生命終わらせに行く勢いしてて
今週いちばん笑いました。
ありがとうございました。
