１つのキッカケから交わるはずのなかった3人の運命が狂ってゆく…
先がどうなるかわからない不安定な気持ちが続くのは全然違う映画だけど、最近見たサウルの息子と通じるところがありました。
カメラがあまり見たいところを映してくれないところも似ているかな。
ジャパニーズカルチャーの現実感が絶妙で手触りが良く、違和感がないことに好感が持てるというか、さすが日本通の監督だと感心。見た目の違いよりも精神性をうまく取られられている気がする。
このリアリティは登場人物たちにも反映されていて、それぞれが現実感を持って存在しているのでひどい目にあったり辛い思いをするだけでこちらにビンビン伝わってくる。
共感性はあまりないって評もあるけど俺は痛みを感じるし辛かったなぁ。
あとブラックユーモアのセンスも好き。
