わんこ

マジカル・ガールのわんこのレビュー・感想・評価

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
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冒頭学校でのシーン。
数学教師の「2+2=4なのだ。たとえどんな事が起ころうとも」という台詞。
シンプルな画面構成。
メモを渡せと言われそれを消す女生徒の手。
極めつけに長山洋子の曲で魔法少女姿で踊る少女のシュールな画。
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この最初の部分だけで自分は完全にノックアウトでした。
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その後に起こる予想不可能の展開、3つのキャプションに分かれた構成、剃り落としまくった説明のなさ、異常な変態性と静かな暴力性、監督自身の日本文化の投影、
そして何が彼らを動かし、誰がマジカル・ガールだったのか。
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全然説明になってませんが、予備知識なしで見て欲しい&もう一度じっくり観たい映画でした。
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