悟り

ヤクザと憲法の悟りのレビュー・感想・評価

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)
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事前情報無しで観てみたら、見知った場所ばかり出てきて笑った
だからこそのリアルさというか、私が平穏無事に生きている街でこうしてヤクザとして社会から排除されながらも生きている人がいて、
しかも組に入る理由が貧困とか生きづらさなのが、
今まで遠く隔絶されていると思っていたヤクザという存在がものすごく近く感じた
すべて国民は法の下に平等であるべきなのに、国家や自治体が作った暴対法や排除条例が平等を壊しているのも、しかしヤクザ自身が他の人権を侵害するようなシノギをしているのも事実で、因果性のジレンマみたいな問題だなと思った
どちらが正しいどちらが悪いとははっきり言えないけれど、貧困と生きづらさをきちんと支援できる社会ではあってほしいよな
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