もっぱらパーフェク斗

ヤクザと憲法のもっぱらパーフェク斗のレビュー・感想・評価

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)
3.6
大阪西成にある暴力団事務所(ヤクザ)と山口組の顧問弁護士を努めた顧問弁護士(憲法)についてのドキュメント。事務所のパートでは想像以上にほのぼのした感じで日常系とも言える。しかしやはりそこはヤクザものということで、あら?というシーンやヒエッというシーンもぶっこんでくる。弁護士のパートでは暴力団排除条例が日本国憲法の基本的人権の尊重を侵しているのではないかという視点から語られる。事務所パートに登場する住み込みの組員の後日談を聞くとラストの組長の一言が真実味を帯びて重い。Young Yakuzaでもあったけどお茶を出すときにおしぼりはセット。