藻類デスモデスムス属

トマホーク ガンマンvs食人族の藻類デスモデスムス属のレビュー・感想・評価

4.5
『ちょうどシャーロックホームズに対してドクター・ワトソンがそうしていたように』

ひとことでいえば神がかってる。抑えるとこおさえくるとこはくる。コップにもうけっこういっぱいのとこから落とし始めるのすばらしい。必要条件全てそろっているし、トータルで過不足がない。人生で一度こういうことがあるかないか(ないけど)というような種類のモードにはいっていく。会いたいと願っていた人にたまたま会えた日は何日あるだろうと、数えてみる。思い返すだけで、ぶるっと身震いしてしまうような一日はどうか。

『そこはおそらく、彼一人の存在しか許されない領域なのだ。私はその邪魔をせず、彼を思考の世界にひたらせておいた』

四人までが許された領域。あるいは放逐された。つい言葉数も少なくなる。そのような土地では、それぞれが信じるものを抱え各々眠りにつくしかないのだ。眠れ、諸君。『ちょうどシャーロックホームズに対してドクター・ワトソンがそうしていたように』、お互いの邪魔をしないのがよいと補佐官として考えます。ところでお風呂に入りながら本を読むときにはアロマなんかもおすすめしておりまして…