このレビューはネタバレを含みます
デスゲームものは好きで、ワンシチュエーションものも好き…なんだけど
途中ちょっとダレてしまったのは否めない。
設定は面白いし最初のあたりまではわくわくしてましたが
この作品のやりたいことはデスゲームというよりはLGBTや人種問題やあらゆる人権問題などを赤裸々に話し合わせて
究極的に誰が優先して生き残るべきかという議論をぶつけているシーンのための“デスゲームという形のセット”なんだなと理解してからは、
デスゲームものを楽しむつもりだったのが少し削がれてしまいました。
最後のシーンや宇宙船も結局何も説明されないので分からずじまいですが
“話し合いを見るためにセットとして存在するデスゲーム”がメタ的な意味も含むならば
あれは監督含め視聴している外側の人間ということであるようにも受け取れました。
