村上パルキ

リーマン・ブラザーズ 最後の4日間の村上パルキのレビュー・感想・評価

3.1
サブプライムローン問題でローン証券の 簿価価値が下がり多額の赤字から破産状態に陥ったリーマンであるが 、本来であれば大規模金融機関の倒産による連鎖的な市場の株価急落を食い止めるために、政府の公的 援助が入るはずだが( 保険で有名なAIGもリーマンと同じように証券化商品に絡んで負債を抱え破産しそうな状態であったが、こちらは欧州への影響が大きすぎるという事で政府に救済された)、 このリーマンに限ってはそれがなく、また公的援助が期待できないのであれば同業他社 による買収を期待したいところであるが、リーマンは HSBCや韓国系の金融機関から買収されるチャンスはあったのに、タイミング合わなかったり無駄に強気の姿勢を見せたりして、ことごとく買収に結びつかず、 最後の バンクオブアメリカ、メリルリンチ、バークレイズからもギリギリで結局買収されることはなく、 月曜日本市場 のオープンとともに倒産となり、誰もが知るあのリーマンショックが引き起こされて世界市場の株価が史上類を見ないほどに下落を迎えるものになりました…

という流れではあるが…

そんなリーマンショックを 超えるとも言われているコロナショックに直面している昨今。

" これから景気悪くなって株価下がっていくんだろうな"と心配になった。

ビジネス系の映画はあまり見ないようにしていたが、勉強にはなった。
村上パルキ

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