「ブキャナン・ライズ・アローン」に続き、またまたバッド・ベティカー監督作品。
ランドルフ・スコット主演作はどれもある程度のクオリティは確約されてるが、本作もまた、短いランタイムの中で、巻きではあるがやるべきことを絞った上で全部やっている。
登場人物を極限まで絞った上で、役割も明確化していて、ベティカーの構成力の高さも同時に思い知れる。
(画面の端だが、登場人物より先に分かる位置に先住民の襲撃隊が映る描写とか、スゴすぎ)。
展開は速いが、二転三転もあり、50年代後半の割りには「古きよき」波長も感じられるサクッと観れる西部劇でした。
あとこれ、ジェームズ・コバーンのデビュー作なんな(調子乗りの兄ちゃんって感じの役だった)。