りょうた

高台家の人々のりょうたのネタバレレビュー・内容・結末

高台家の人々(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

心の中の声が聞こえるという能力を持つ格式高い高台家の倅である男と、ごく普通のOLである女が結婚まで至るというストーリー。
一見、ギャグ映画なのかなとも思うが見てみると、学べるものが色々あった。心の中が見えてしまうため、女の方はなるべく無駄なことは考えないでおこうとするが、それがストレスになってしまい男の前から逃げ出してしまう。さらに、高台家の人間は高貴な人なので、男側は女との結婚をお母さんに反対されてしまう。それらのしがらみを乗り越えて結婚をするシーンは、たとえ何があろうと相手を好きという気持ちがあれば、幸せになれるということを強く感じた。また、いくら相手のために忖度をしていい人間を演じたとしても結局は長く続かない。恋愛においてたとえ喧嘩になったとしても自分を出すことはお互いにとって大切なことであるということが分かった。
2018年11月7日
りょうた

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