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高台家の人々のirieのネタバレレビュー・内容・結末

高台家の人々(2016年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

もっとコミカルかと思ったら結構しっとりしてたかな。
口下手で地味な主人公の繰り広げるトンデモ妄想を覗いたイケメン王子さまが密かに笑う、という構図が面白くて、綾瀬はるかさんと斎藤工さんもぴったりだったのに、期待していた空気感は2人が婚約するまでだった。
テレパスとこれからの人生を共にするのはキツいし躊躇う気持ちは分かるんだけど最初と最後以外(結構長い)がずっと地味な一般女性とテレパス高スペック男性のラブストーリーという感じで、ありきたりなエピソードがゆっくり進むから退屈だった。この主人公の良さが出ていないような。もっと主人公が超人であることを期待してしまった。
それに義母と義祖母の説得も、いい話ではあるんだけど、結婚式から逃げ出すくらい思い詰めていたのにその話を聞いて思い直せるかな〜と思ってしまう。そもそも結婚式から逃げ出す展開もあんまり。もっと気楽に観たかった。
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