76点
リボルバーリリーを観て、綾瀬はるか主演の過去作を物色。封切り時に劇場鑑賞済みの再視聴です。原作をご存知の方からすると評価は厳しいかもしれませんが、今回もかなり笑わせていただきました。彼女の出演作の中でも大好きな作品の一つ。妄想癖のあるOLが名家の御曹司テレパスと恋に落ちるラブコメですが、やはり最も楽しませてもらったのは主人公の脳内で展開する破茶滅茶な妄想劇。綾瀬はるかの天然イメージがそのまま投影されたような役柄がウケました。実生活でも彼女は妄想しているのでは…？ そんな妄想を私自身抱いてしまいました。残念だったのはその妄想が後半抑え気味になって、周囲の人々の雑念がやや幅をきかせていたこと。また急展開するラストも強引で、いつの間にやって来たのか？というのが気になったところ。キャストではココロも読めないけど場の空気も読めない市村パパの存在が個人的に面白かったですね。父親って無味乾燥の刺激臭なしが程よいということを実感。出しゃばると煙たがられますから...ホントに。
