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高台家の人々のharuのレビュー・感想・評価

高台家の人々(2016年製作の映画)
4.2

綾瀬はるか&斎藤工が大好きで、そんな2人の共演ってことでもうワクワクしながら見てました。

妄想シーンはとにかく笑えます。
家で見てたらもっと笑ってるだろうな、って思うシーンばかりでした。

話すのが苦手な木絵と、相手の考えていることが分かってしまう能力をもつ光正さんのカップルがいい面ばかりでなく悪い面にもぶつかって、お互いに向き合っていく様子は見ていてとても心があったかくなりました。

テレパスの能力をもつ高台家のきょうだいそれぞれの恋愛模様も、見所だと思います。

普段、人と接する中で
「相手の考えていることがわかれば色々なことを気にせず楽に人と関われるのになぁ」と思うことがありました。
でも、この映画を見て人間は相手の心が読めないからこそおもしろいんだ、ということを教えられた気がします。
そして、どれだけ外見を良く見せようとしたり、上辺だけのやりとりが上手だったりしたとしても、結局、人間を動かすのは本心なんじゃないかな、と思いました。
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