コメディとして見るならそれなりに面白い。
冒頭30分の、2人の出会いで巻き起こる怒涛の妄想タイム。
ここは衣装もロケーションも、編集も妄想ごとに色があり、思わずクスッときちゃいます。
この想像力は大したものです。
でも後半戦、、
かなりの間延び感。
試練だとか、兄弟たちの恋愛だとか、、
なんだか中途半端な内容の割に、話が進まない。
しかも妄想も減っちゃって、音も色もなくなったかのようなシーンが1時間近く続きます。
極め付けは、ラストに行くまでの気持ちの変化が見えないこと。
ちょっと投げやりすぎませんか。そこだけ妄想に頼らないで欲しかったです。
シャーロット・ケイト・フォックスの老けメイク、とても素敵でした。