あさと

アトリエの春、昼下がりの裸婦のあさとのレビュー・感想・評価

3.1
病に侵された彫刻家と貧困生活をしていた女性との日々を描いた映画。パッケージの通り官能的なシーンもあるけど、官能的なだけじゃない重めの人間ドラマだった。

モデルとなった女性がスラッとしてて純朴でよかった反面、その夫はやばかった。根っからの悪という感じで身近にいたら絶対に関わりたくないタイプの人間。韓国映画ってこういう同情の余地もない男が出てくるの多い気がするけど、気のせいかな。

鑑賞後の後味はなんとも言えない感じ。のどかな田舎の風景や登場人物のキャラクターなど、いろんなところに韓国映画らしさを感じる良作でした。
あさと

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