jun

私、違っているかしらのjunのネタバレレビュー・内容・結末

私、違っているかしら(1966年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

吉永小百合らしい雰囲気の青春映画。原作は「天国にいちばん近い島」の森村桂。就職先を捨て想いを寄せていた男性とも決別し自分の思うように人生を歩もうと前進する主人公の強さが印象的。淡島千景が日活に出演した珍しい作品で特別出演のクレジットが付いている。市川好郎との息の合ったやりとりは「キューポラのある街」を思わせる。紅白に何度か出演している吉永小百合が大晦日にコタツに入って紅白を観ているシチュエーションが面白かった。ちなみにこの作品が公開された1966年の紅白にも出演している。信濃町駅のシーンでは荻窪の幕を出した各駅停車を見ることができる。
jun

jun