結婚45周年を迎える夫婦のもとに、行方不明になっていた夫の元カノの遺体が見つかったという手紙が来るお話
よくあるミニマムなヒューマンドラマかと思いきや各所で挟み込まれるホラー的な演出が引っ掛かり、…
45年間は果たして無駄だったのだろうか。
愛する人がかつて愛していた人の存在を墓場まで持って行こうとせず。いま関係を持っている自分に、素直に伝えてきた事実。優しさを飛び越えた存在が自分じゃないことを…
結婚45周年の静かな1週間。本来、喜ばしい期間のはずなのに、どこか緊張感が漂っている。その緊張感がピークになった瞬間の、あの妻の振り払う手。あのラストには痺れた。築き上げてきた絆や生活、愛は本物なの…
>>続きを読む結婚45周年パーティを目前に「元恋人の遺体が発見された」事を知らせる手紙が届くという話が淡々と進んでいく。抑制されているけど温厚さと冷静さを保とうとしている、その均衡が崩れてしまうシーンなど追体験し…
>>続きを読む45年連れ添った夫婦の1週間にわたる出来事
まず本物の夫婦にしか見えないような年輪というか過ごしてきた時間が画面から垣間見える
そしてこんなに濃密に愛し合っている老夫婦を映画で初めて見たかもしれない…
「男たちが執着してるものが
自分の死亡記事や死後に残す物なら
生きてる今が大事だと女が教えなくちゃ
男が失望して自殺する前に」
「若いころに 我々が選択したことは
とてつもなく …
アンドリュー•ヘイ監督
時間の経過、いま、むかし、君、君の知らないあの子、僕の知らないあの人、僕、
これまでに育んできた、関係性、状態がある日突然、これまでとは違った何かに変わる瞬間の、切なさと…
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