このレビューはネタバレを含みます
あの日本の戦後を駆け抜けた仁義なき戦いの残虐性をあんな子供が…
強盗、クスリ、暴力、金、銃をそのまま小学生が実践している狂ってる世界。なんで簡単に銃が手に入るんだ。
こんなにあいさつ感覚で強盗している子供達がまじでいたのか…
経済的貧困は自殺率の高さと相関関係があると聞いたことがあるが…やはり街ぐるみとなると全てを狂わせるのだな…
ブスカペみたいに夢を持って下積みから努力すれば、確率は低いかもしれないけど生い立ちをはね返し真っ当に近づけるかもしれない。
顔の広さと人の良さでみんなに慕われていたベネでさえ呆気なく死んでしまう、リトル・ゼみたいな狂気じみたやつならなおさらか…
街自体が治安のために少しは彼らを必要としたみたいな瞬間もあったことは興味深いが、警察と裏では金で取り引きしてたんだからたちが悪い。いやまじで大人と行政何やっとんねん。
リトル・ゼのあっけない最後で悟る。主役が入れ替わって神の街はまたこのサイクルを続ける。
何より恐ろしすぎるんがこれ実話ベースて！しかもキャストもほとんど現地のスラムからスカウトした素人て！危なすぎんぜ南米スラム！
