ある夏の記録に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「ある夏の記録」に投稿された感想・評価

Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.1

現代アートハウス入門というイベントで鑑賞。
私たちが共同的に幻想する「真実」という概念は、重層的・多面体的な構造を持ってゆらゆらと浮かんでいる。いま光が「真実」を照らしつける。まるで多面体のような「…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

5.0
◎ シネマ・ヴェリテの金字塔ということで見る機会か無くずっとヤキモキしていましたが、やっと見ることができました。長い間の期待を裏切ることのなく、始まりや終わりのセルフブーストも含め傑作でした。

マルリーのドアップの独白は自分にはかなりグッときた
夫婦と元カップルも良い
インタビューという形式が一般化していない時代のプリミティブな感動というか
「いわゆるインタビュー」というのがそもそもあまり…

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sashaice

sashaiceの感想・評価

4.2

アフリカ専門の人類学者ジャンルーシュ×社会学者/映画理論家エドガールモランが手掛ける野心的実験映画。シネマヴェリテ=真実の映画と呼ばれる人間の隠された深層心理、カメラによって現実を再構築する実験。ソ…

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【詳述は、『光に生きる ロビー·ミューラー』欄で】各々の深い歴史を背負った、多人種·多民族の入り交じり、背中併せの、欧州ならではの、味わいなのか。重く暗いものが突き刺さりくるのを、意識せざるを得ない。

映画における、自然とは。真実とは。

キャメラがありながらも、
隠しきれない気後れ、決まり悪さなど、映るものは映るわけで。

フィクションとノンフィクションのゆらぎ。

主にディスカッションの中で、…

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liverbird

liverbirdの感想・評価

4.5
もっと映像のあり方、映画のあり方を勉強しようと思わされる深い作品。映像人類学という感じで、ドキュメンタリーの意義を最大に体現している。

このレビューはネタバレを含みます

「黒人と結婚するのなんて無理」と言う女の腕にアウシュビッツの収容番号が刻印されていると分かった瞬間、息が止まってしまった。

Perfect, exemplary work of a modern metropolitan anthropology, perusing the sorrow and happiness of…

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ジャン・ルーシュ初はドキュメンタリーでした。カメラの前で人は真実になれるか、というテーマで、「真実映画」をうたっているわけだが、私なりに適当に備忘録として考えたことを書くと、

やはりね、真実かどう…

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