わたしは、「ドッグフードのCMなんか出るくらい落ちぶれた」って俳優に面と向かって言っちゃうパディントンと、それを意気揚々と描く製作者の誰かに"睨みの目"
確かに職業や請け負う仕事によって給与の額は天と地ほどの差がある(例えば、どうしても福祉系は安月給になってしまうとかね。そのままではいけない課題) 残酷だがそれは事実 でもそれ本人に絶対言っちゃダメ 「嫌だな」とか「こんなの必要ないんじゃないかな」と思う仕事でも、自分が生きていくためにあるいは家族にご飯を食べせてあげるために我慢してやってる人もいる 人の職業は何があっても馬鹿にしてはいけない
なんか、この脚本書いてる人って"恵まれた人生(これは皮肉です)"送ってきたんだろうなあって それ自体は素直にいいことだと思う でもさ、恵まれてても人の気持ちをわかる人も世の中にいるんだよ 共感できない人のこと「可哀想」で片付けるのやめようね
世の中にはたくさん本も映画もあります 飲み屋に行けば直接いろんな境遇の人と対話もできます まあ別に飲み屋じゃなくても、旅先だと意外と旅行者同士話せることもあります 自分の人生だけが人間の人生じゃないですよ 本や映画や対話で知識を得たとしても、わかったつもりになってはいけないですが、少なくとも自分と違う境遇で生きる人の存在を知れば、口をついて「可哀想」という言葉は出てこなくなるでしょう 同情する気も起きなくなります 同情するのは、自分は可哀想じゃないって思ってるからでしょう？あなたもわたしも誰も可哀想じゃないってわかってよね〜〜
3DCGアニメーションは、一作目もとても良かったけど、本作はさらに良かった 超素敵な映像だしラストもいいのに、脚本が根本的に苦手すぎた
