kiryu

パディントン 2のkiryuのレビュー・感想・評価

パディントン 2(2017年製作の映画)
4.0
実は1作目はあまり好きではなかったパディントン。
パディントンの知識は全然なくて、ビジュアルのみしか知らなかった。
1作目では””暗黒の地”から                                                                                                                                                                                                                                                                   ロンドンへやってきたと初めて知ったのだけれども。
ドジっ子のダメな方のピタゴラスイッチの連続でイライラしてしまって、面白いところもありつつイマイチだったんですねぇ。

ところが2作目は、パディントンがブラウン家の一員となっており、今回は近所の住人との関わりから描かれている。パディントンは近所の人々にも礼儀正しく接しており、ほぼ全員と良好な関係を築けている。
パディントンを育ててくれたルーシーおばさんの誕生日プレゼントに、世界でただ一つしかないロンドンの名所を紹介している飛び出す絵本をプレゼントしようと決心する。ここの回想シーンがとても好きなんだなぁ。
ページをめくって立体的、かつ名所を巡る滑るような動き、街を歩いている人たちがまた飛び出す絵本仕様になってたりする。実に心地よく楽しい空間だった。
まぁ、あとはヒュー・グラントの大活躍!とても楽しそうに飛び出す絵本泥棒を演じている。
変装・女装(シスターだけど)までやっちゃって、観てて楽しい。
間違えて刑務所に入れられたパディントンだけれども、そこで食堂を仕切るボスとも仲良くなっていき、脱獄まで決心しちゃう。
様々な伏線が張られ、回収されていく素晴らしい心地よさがあって、2作目は本当に楽しい作品だった。
パディントン特製マーマレードサンド、食べてみたいなぁ(*^^*)

※この日「ルイの9番目の人生」からの鑑賞だったんだけど、順番間違ってなかった。

あと、twitterフォロワーさんに移民問題のことを教えて頂いたりして、単純に映画を楽しむのもいいけど、裏に隠された意味とかもかんがえられると(自分でも気づけると)いいなと思った。
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