okappa

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行くのokappaのレビュー・感想・評価

4.2
とっても面白かったです。みんな可愛い。これぞインド映画初心者が最初に思い浮かべる、歌って踊ってハッピーな元気な作品。鑑賞後に幸せになる。

王子と乞食みたいなかなと思ったら全然違かったです。全体的に前向きでエネルギッシュでポジティブ。とってもハートウォーミングで、衣装もお城もキャラクターもみんな可愛い。主人公ディルワーラーが邪念ゼロで本当にめちゃくちゃ良い人。でも芯がありブレずに王女様の幸せを目指して、結果みんなを愛で包み込んで行くという。黒幕以外はみんな結局チャーミング。

王様に願いは?って聞かれての返答が、本当にもう相棒のカナイヤと2人とも何の欲もなくて、ニコニコお土産を渡す姿があまりに可愛らしくて抱きしめたくなりました。聖人のような心の広さですが、でもすごく暖かい人って感じでとっても素敵。

主演のサルマン・カーンは二役で、プンプンしがちタンクトップムキムキマッチョ王様と、良い人100%のディルワーラーを演じています。髭のあるなしと服装くらいなのにめちゃくちゃ別人に見えます。よく見るとディルワーラーシャツいつもパツパツですけども。ここまでまだ少ないながら何作かインド映画観てきまして、インドの俳優さんたちみんな演技がめちゃくちゃ上手くて物凄く魅力的。特に表情が目の演技がたまらないです。

あんまり痛い様子もないし誰にでもおすすめしやすそうです!
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